風邪をひいて熱が出た場合の選択肢
風邪をひくと熱が出ることも多いと思います。
この場合にも内科か耳鼻科という選択肢があるでしょう。
子供であれば小児科で問題ありませんが、大人の場合にはどちらを選ぶべきなのでしょうか。
まずは発熱している原因を特定しなければいけませんので、通常は内科を受診するべきです。
熱が出た理由は、個人で特定するのは難しいので、やはり医師に判断してもらうのが最もよい方法でしょう。
熱が出る理由というのは、体内に入り込んだ細菌やウイルスを撃退するためなのです。
ある程度熱が高くなると、細菌やウイルスは熱に弱いので、死滅してしまいます。
そのため、無理に熱を下げるのはよくないこともあるのですが、あまりにも熱が高い場合には早急に下げなければいけません。
耳鼻科では熱を下げるような処置ができませんので、39度を超えるような高い熱が出た場合には、やはり内科を受診するべきでしょう。
その上で他に熱が出ている理由がある場合には、別の診療科をすすめてくれることもあります。
熱が出ている理由によっては耳鼻科に行く必要もある
熱が出る理由は、先ほど紹介したとおりに、体内に侵入したウイルスや細菌を撃退するためです。
しかし、体内で炎症を起こしている場合にも熱が出ることがあるのです。
体内で炎症を起こしている場合には、微熱が続くことも多いので、この場合には早急に理由を突き止める必要があります。
理由を突き止めるためにはやはり内科を受診するべきなのですが、のどの炎症や中耳炎による炎症が理由で熱が出ている場合には、内科ではなく耳鼻科へ行く必要があるのです。
のどの炎症であれば内科でも対処できるでしょうが、中耳炎などが理由で熱が出ている場合には、耳鼻科でなければ対処できません。
もし熱が出たのと同時に耳が痛くなった、耳鳴りがするようになった場合には、まず耳鼻科を受診してみる必要があります。
耳の治療をしても熱が続く場合には、当然内科を受診して原因を特定しなければいけません。
このように発熱をした場合には、基本的に内科を受診する方向で問題はないでしょうが、発熱している原因や理由によっては耳鼻科という選択肢も存在しているのです。
のどの場合でも、咳が出て発熱している場合には内科がよいですが、特に咳は出ないで微熱が続き、のどに違和感がある場合などは耳鼻科の方が適しています。
もしどこの診療科に行けばよいのかわからない場合には、大きな病院へ行って受付で相談をしてみるのがよいでしょう。